2つの望遠鏡から宇宙へ伸びる天の川 | アストロピクス

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2つの望遠鏡から宇宙へ伸びる天の川

夜空の天の川が、2つの望遠鏡ドームから宇宙へ伸びているかのように映し出されています。画像は、南米チリにあるセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)で撮影されたもので、左はSMARTS 1.5m望遠鏡、右はSMARTS 0.9m望遠鏡のドームです。

天の川の中には南十字などが見えており、夜空の左下側には大マゼラン銀河も見えています。画像右側の夜空には、おとめ座のスピカやしし座のレグルスなども映っています。また地平線近くは大気光によってうっすらと赤や緑に輝いています。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2023年11月29日に「Images of the Week」として公開されたものです。

Image Credit: CTIO/NOIRLab/NSF/AURA/T. Slovinský

(参照)NOIRLab