アルマ望遠鏡

星・星雲・星団

大質量の星は、小質量の星と異なり無秩序の混乱の中で誕生する!?

太陽と同じ程度の質量の若い恒星は、周囲にあるガスと塵の雲から比較的規則正しく物質を取り込んでいるのが観測されています。取り込まれる物質は星の周囲に円盤を形成し、...
星夜

アルマ望遠鏡の上空に輝く天の川

写真は南米チリ、アンデス山脈のチャナントール高原で撮影されたものです。その場所の標高は5000m。地上にはアルマ望遠鏡のアンテナの一部が映っています。地上に映る...
重力レンズ

銀河形成理論に再考を迫る!? 129億年前の宇宙で回転する小さな銀河を発見!

138億年前に誕生した宇宙に小さな銀河ができ始めたのは、宇宙誕生から数億年後だと考えられています。これまで宇宙誕生から10数億年後の銀河は観測されていました。た...
星・星雲・星団

星形成に適さないと見られてきた領域で、隠れた原始星を多数発見

この画像は、天の川銀河の中心から1000光年ほどの範囲に広がる「銀河中心分子雲帯」にある原始星と、そこから噴き出す高速ガス流(アウトフロー)をアルマ望遠鏡がとら...
星夜

アルマ望遠鏡のアンテナと天の川の「石炭袋」

南米チリのアタカマ砂漠にあるアルマ望遠鏡のアンテナとともに、空には天の川が映っています。写真中央上端近くに明るい星が2つ並んでいます。これらの星は南十字を作る星...
木星

木星の成層圏に吹く秒速400mのジェット気流を初観測!

アルマ望遠鏡を用いて、木星の中層大気(成層圏)に吹く、時速1450km(秒速400m)にもなる強い風(ジェット)が初めて直接観測されました。この観測には、199...
星・星雲・星団

アルマ望遠鏡が原始星HH 212のジェットの詳細をとらえた

この画像の左側はアルマ望遠鏡がとらえた原始星HH 212の周辺の様子で、右はその想像図です。アルマ望遠鏡の高解像度での観測により、原始星周辺から噴き出すガスの広がりが詳細に描き出されました。
星・星雲・星団

アルマ望遠鏡がとらえた年老いた星を取り囲むガスの泡

この画像は、アルマ望遠鏡が南天のポンプ座U星をとらえたものです。ポンプ座U星は、地球から約850光年の距離にある、星の一生の最期の時期にさしかかった星です。星か...
超大質量ブラックホール

観測史上最遠最古のクエーサーと超巨大ブラックホールを発見!

これまで知られている中で最も遠方にある(最も古い)クエーサーが発見されました。今から130億年以上前、ビッグバンから6億7000万年後の宇宙で観測されたクエーサ...
銀河宇宙

銀河衝突で星形成能力を失う銀河をアルマ望遠鏡で発見!

銀河ではガスを材料にして星が形成されます。ガスがなくなると、それ以上、星を形成することができなくなり"死"を迎えます。このたびアルマ望遠鏡の観測により、大量のガ...
星夜

夜空にかかる天の川と対日照の二つのアーチ

南米チリ北部、アタカマ砂漠の夜空を撮影した360度パノラマ写真です。地上にはアルマ望遠鏡のアンテナ群が映っています。 画面右側の夜空にかかるアーチは天の川です。...
銀河宇宙

初期宇宙の銀河は思ったより成熟していた

初期宇宙で成長途中にある118個の銀河をアルマ望遠鏡で調査した結果、銀河の多くは予想より大量の塵や金属元素を含んでおり、これまで考えられていたよりも成熟していたことが明らかになりました。