天の川銀河の中心の画像を「音」として聴く!

宇宙の観測で得られるデータはもともと0と1からなるデジタルデータです。アストロピクスで紹介しているような宇宙の画像は、探査機や宇宙望遠鏡などが取得したデジタルデータを画像にした(可視化した)ものです。

そのようなデータを音として表現した(可聴化した)のが上の映像です。言語でない音を使って情報を伝える「ソニフィケーション」という手法を、天体画像で試みたものになっています。

上の映像は、私たちの天の川銀河の中心部をとらえた画像を音にしたものです。音への変換は画像の左側から始まり、右へと動いていきます。音は位置と明るさによって変わります。画像の上の方にある天体ほど高音で、光の強さによって音量が変わります。星などの点光源は短い音に、広がりのあるガスや塵の雲などは長く伸びた音になっています。

上の映像にある天の川銀河中心の画像は、チャンドラX線望遠鏡、ハッブル宇宙望遠鏡、スピッツァー宇宙望遠鏡で得られた画像を合成したものです。実はそれぞれの望遠鏡の画像が可聴化されており、上の映像の音はそれらをまとめたアンサンブルになっています。なおチャンドラX線望遠鏡のウェブサイトでは、各望遠鏡でとらえた画像別のそれぞれの音を聞くことができます。

こちらの映像では、冒頭の天の川銀河中心の音の後に、超新星残骸カシオペヤ座Aと、わし星雲の「創造の柱」の画像を音にしたものの一部が含まれています。カシオペヤ座Aや創造の柱の音のフルバージョンを聞きたい方は、チャンドラX線望遠鏡のウェブサイトをご覧下さい。

(参照)NASAChandra X-ray Observatory

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