太陽観測衛星SDOがとらえた2023年1月8日のプロミネンス | アストロピクス

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太陽観測衛星SDOがとらえた2023年1月8日のプロミネンス

この画像は、2023年1月8日に太陽で発生したプロミネンスを、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOがとらえたものです。太陽の表面(光球)の上には「彩層」と呼ばれる大気層があり、そのさらに上に「コロナ」と呼ばれる上層大気が広がっています。プロミネンスは、コロナに浮かぶ比較的低温のプラズマの雲です。画像はSDOの観測装置の1つ「AIA(Atmospheric Imaging Assembly)」を使い、30.4ナノメートルの極端紫外線で8日18時28分ごろ(UT、日本時間9日3時28分ごろ)に撮影されました。

こちらは同じくSDOが30.4ナノメートルの極端紫外線でプロミネンスをとらえた動画です。画像の開始から終わりまでの時間は約1時間半。なお画面右上には、大きさの比較のため地球の画像が置かれています。

Image Credit: SDO/NASA/Helioviewer.org

(参照)Helioviewer.org