太陽表面に出現した地球66個分の巨大な黒点

2014年10月下旬に、太陽の表面に出現した巨大な黒点「AR 12192」。NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)がとらえた画像です。どちらも10月26日に撮影されたもので、2枚目は1枚目の画像に映る黒点群のクローズアップです。

AR 12192は1990年以来最大の黒点となりました。黒点群の面積が最大となった10月26日には、その面積は地球66個分にも達しました。

黒点に伴って「フレア」と呼ばれる太陽表面の爆発現象もたくさん発生しました。フレアの規模は、X線の強度によってA、B、C、M、Xの5段階に分けられます。このときには、XクラスとMクラスだけでも10回のフレアが発生しました(Xクラスが6回、Mクラスが4回)。

黒点群AR 12192とそれに伴うフレアのようすをとらえた映像です。Xクラスの6回のフレアのうち5回が映像に収められています。映像中、Xの後についた数字はフレアの規模を示すもので、数字が大きいほどXクラスの中でも規模の大きなフレアになります。

Image Credit: NASA’s Scientific Visualization Studio

(参照)NASA’s Scientific Visualization Studio

(参考)
Tracking a Gigantic Sunspot Across the Sun
24年ぶりの巨大黒点出現

アストロピクスではTwitterやFacebookでも更新情報をお届けしています