土星のリングと「羊飼い衛星」プロメテウス | アストロピクス

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土星のリングと「羊飼い衛星」プロメテウス

この画像は、カッシーニ探査機が土星のリングと衛星プロメテウスを撮影したものです。中央に映っているプロメテウスの左に土星のFリング、右にAリングが見えています。→(参考記事)土星のリング

プロメテウスの平均半径は43.1km、1周14.7時間で土星のまわりを公転しています。プロメテウスは、重力の作用によってFリングの形を保つ役割をしています。このようなはたらきをする衛星は、羊の群れを見守る羊飼いに見立てて「羊飼い衛星」と呼ばれます。

画像は2007年3月16日に撮影されました。撮影時、カッシーニ探査機はプロメテウスから約180万kmの距離に位置していました。

(参考記事)土星の小衛星プロメテウスの最高解像度画像

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal