この画像は、NASA/ESAの太陽観測衛星SOHOが太陽をとらえたものです。太陽の左側の暗い部分がトナカイのようだとして、クリスマスの頃に話題になることのある画像です。
こちらにはトナカイの輪郭が描かれています。
画像は極端紫外線で撮影されたもので、「コロナ」という太陽の上層大気が映っています。暗い部分は「コロナホール」と呼ばれる領域で、密度が低くて暗く穴が空いているように見ます。コロナホールからは荷電粒子が宇宙空間へ流れ出していきます。
画像は2003年12月6日に撮影されました。
Image Credit: SOHO (ESA & NASA)
(参照)SOHO