南天の天の川と大輪の赤い星雲 | アストロピクス

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南天の天の川と大輪の赤い星雲

この画像は、南米チリにあるセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)で撮影されたものです。南天の星空の下、CTIOの2台の望遠鏡のドームが天の川の光を浴びています。左はビクター・M・ブランコ4m望遠鏡、右はSMARTS 1.5m望遠鏡です。

2つの望遠鏡の間で、淡く赤い星雲が広がっているのが映っています。これは「ガム星雲」と呼ばれる超新星残骸です。4m望遠鏡の左には大マゼラン銀河と小マゼラン銀河が、画像左上側には南十字やケンタウルス座α星、β星などが見えています。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2023年6月14日に「Images of the Week」として公開されたものです。

Image Credit: CTIO/NOIRLab/NSF/AURA/T. Slovinský

(参照)NOIRLab