土星の衛星タイタンから顔をのぞかせる衛星レア | アストロピクス

土星の衛星タイタンから顔をのぞかせる衛星レア

カッシーニ探査機がとらえた土星の衛星タイタン。タイタンの左側から、奥にある衛星レアが顔をのぞかせています。タイタンは土星最大の衛星で直径5150km、一方のレアは直径1528kmの衛星です。大きさに差はありますが、レアはタイタンに次いで土星で2番目に大きな衛星です。

画像は2009年10月27日に撮影されました。撮影時、タイタンはカッシーニ探査機から約100万km、レアは約230万km離れていました。

NASA(アメリカ航空宇宙局)によれば、この画像のように、ある衛星が別の衛星の手前を通過したり、あるいは近くを通過したりする現象は、土星の衛星の軌道について理解を深めるのに役立つとのことです。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal