火星探査車がとらえた火星風景 遠方に46回目の飛行を終えた火星ヘリ | アストロピクス

火星探査車がとらえた火星風景 遠方に46回目の飛行を終えた火星ヘリ

この画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車パーサヴィアランスがとらえたものです。2023年2月26日(719火星日)に撮影した画像で、画像左上側に小さく火星ヘリコプター「インジェニュイティ」が映っています。

インジェニュイティは画像撮影前日の2月25日、46回目の飛行を行いました。そのときの飛行では、最高速度は秒速5.3mで飛行距離は445m、最高高度12mで、135.9秒間飛行しました。「Airfield Eta」から離陸し「Airfield Theta」に着陸しました。

画像が撮影された時点で、インジェニュイティはパーサヴィアランスから約150m離れたところに着陸していました。

インジェニュイティがどこに映っているかについては、以下の動画をご覧ください。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech

(参照)Planetary Photojournal