星々のゆりかご オリオン星雲

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたオリオン星雲(M42)。オリオン星雲はオリオン座の三つ星の下の方にあり、肉眼でもぼんやりと見ることができる有名な星雲です。

オリオン星雲は地球から地球に最も近い星形成領域で、1500光年の距離にあります。星雲内には、赤ちゃん星を中に宿しているとみられるガスと塵の柱から、すでに一人前になった若い巨星まで、星形成のさまざまな段階の天体が存在しています。

画像中央の明るい部分に「トラペジウム」と呼ばれる四つの星があります。トラペジウムとは「台形」の意味で、その名の通り四つの星が台形のような形で並んでいます。これらの星はいずれも若く巨大な星で、これらの星が放つ紫外線が、オリオン星雲内のガスが電離して光っています。

オリジナル画像は、18,000ピクセル四方という非常に巨大な画像です。オリジナル画像を拡大表示してみると、オリオン星雲の細部まで詳しくみることができます。

Image Credit: NASA,ESA, M. Robberto (Space Telescope Science Institute/ESA) and the Hubble Space Telescope Orion Treasury Project Team

https://hubblesite.org/contents/media/images/2006/01/1826-Image.html