地球観測衛星が2020年1月にとらえた西之島の噴煙 | アストロピクス

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地球観測衛星が2020年1月にとらえた西之島の噴煙

2020年1月26日に地球観測衛星ランドサットがとらえた、小笠原諸島の西之島。西之島は東京の南、約930kmの距離にあります。

西之島では2019年12月上旬から、噴火が再び始まっていました。1月17日に日本の海上保安庁が行なった観測によれば、噴煙が高度約1800kmまで上がっており、溶岩流が島の北東岸から海へ流入しており、溶岩流の先端から水蒸気が上がっているのが確認されていました。

上のランドサット8の画像は、その9日後に撮影されたものです。自然色の画像に、高温の溶岩を示すために赤外線データが重ねられています。火山灰と水蒸気が北東方向に流れているのが映し出されています。

Image Credit: NASA Earth Observatory image by Joshua Stevens, using Landsat data from the U.S. Geological Survey.

https://earthobservatory.nasa.gov/images/146217/nishinoshima-smokes

(参考)https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm

(参考)https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KIKAKU/press/2020/20200120.pdf