ガリレオ探査機がとらえた月の「横顔」 | アストロピクス

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ガリレオ探査機がとらえた月の「横顔」

この画像に映っているのは、木星探査機ガリレオがとらえた月です。木星探査を目指して1989年10月に打ち上げられたガリレオ探査機は、1990年12月8日に地球でフライバイを実施しました。画像はその翌日の12月9日に撮影されたものです。撮影時、ガリレオ探査機は月から約56万km離れたところに位置していました。

中央に「東の海(Mare Orientale、マーレ・オリエンターレ)」が見えています。東の海は同心円状の多重リングクレーターで、最も外側の「リング」は直径900kmほどあります。クレーターの中央付近で、ほかの「海」と同じようにマグマが冷えて固まった玄武岩が暗く見えています。

月はつねにほぼ同じ面を地球に向けています。画面右が地球を向いている面で、「嵐の大洋」や「湿りの海」などが見えています。(参考記事)月の「海」

ガリレオ探査機は1990年12月の地球フライバイの後、1992年12月にもう一度、地球でフライバイを行いました。その前後で小惑星ガスプライダの観測も行いつつ、1995年12月に木星の周回軌道に入りました。

Image Credit: NASA/JPL

(参照)Planetary Photojournal