メッセンジャー探査機が2回目のフライバイの際にとらえた水星 | アストロピクス

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メッセンジャー探査機が2回目のフライバイの際にとらえた水星

この画像に映っているのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の水星探査機メッセンジャーが広角カメラとらえた水星です。

2004年8月に打ち上げられたメッセンジャー探査機は、地球(1回)、金星(2回)、水星(3回)で合計6回のフライバイを行ったのち、2011年3月に水星の周回軌道に入りました。画像は2008年10月6日、水星での2回目のフライバイの際に撮影されたものです。

メッセンジャー探査機は最接近の89分前にこの画像を撮影しました。太陽光があたり明るく見えている領域は、1974〜75年にかけて水星を通過しながら観測を行ったマリナー10号や、メッセンジャー探査機の1回目の水星フライバイの際には見ることができなかった部分でした。

Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington

(参照)Planetary Photojournal