水星表面のしわ「リンクルリッジ」 | アストロピクス

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水星表面のしわ「リンクルリッジ」

この画像は水星表面をとらえたもので、画像を横切るように水星表面にある尾根状の地形が映っています。NASA(アメリカ航空宇宙局)のメッセンジャー探査機が撮影した6枚の画像を合成したものです。

「リンクルリッジ(wrinkle ridge)」と呼ばれるこのような地形は、かつて水星が収縮したときにできた「しわ」のようなものだと考えられています。画像に映るリンクルリッジは、長さ約140kmに及びます。

Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington

(参照)Planetary Photojournal