水星の北半球の高低差マップ | アストロピクス

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水星の北半球の高低差マップ

この画像には水星の北半球の一部が映っており、表面の高さによって色分けされています。NASA(アメリカ航空宇宙局)の水星探査機メッセンジャーが撮影した画像を背景に、色分けは同じくメッセンジャー探査機がレーザー高度計で取得した高度データをもとになされています。水星の高低差はおよそ10kmあります。画像では紫が最も低く、白が最も高い場所を示しています。

画像を見ると、水星の縁のところから手前に広がる平原は周囲と比べて低くなっているのがわかります。画像中央付近には直径159kmのルーベンス・クレーターや直径134kmのモンテヴェルディ・クレーターが見えています。

Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington

(参照)Planetary Photojournal