ジュノー探査機が赤外線でとらえた衛星イオ | アストロピクス

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ジュノー探査機が赤外線でとらえた衛星イオ

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが、木星の衛星イオを赤外線でとらえたものです。明るいところほど温度が高いことを示しています。

イオは木星の「ガリレオ衛星」と呼ばれる4大衛星のうちの1つです。太陽系で最も火山活動が活発な天体として知られています。巨大な木星や、ほかのガリレオ衛星の潮汐力により内部が加熱されて火山活動が起きています。

画像は2022年7月5日、探査機に搭載されているJIRAM(赤外線オーロラマッピング装置)で撮影されました。撮影時、ジュノー探査機はイオから約8万kmの距離に位置していました。

(参考記事)赤外線で見た木星の衛星イオ活発な火山活動がある木星の衛星イオ

Image Credit: Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/ASI/INAF/JIRAM

(参照)Planetary Photojournal