オリオン宇宙船、フライバイ時に光学航法カメラで撮影した月面の詳細画像 | アストロピクス

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オリオン宇宙船、フライバイ時に光学航法カメラで撮影した月面の詳細画像

2022年12月11日に地球へ帰還したアルテミス1ミッションのオリオン(オライオン)宇宙船が、12月5日(飛行20日目)に月でフライバイした際に月面を撮影した画像が追加で公開されました。アストロピクスでも先日、フライバイの際に宇宙船の太陽電池アレイの先端に設置されたカメラで撮影した画像を紹介しましたが、今回紹介する画像はいずれも光学航法カメラで撮影されたものです。光学航法カメラは、地球と月を撮影して宇宙船の位置を決定するために使われます。今回のミッションでは、その有効性を証明するため、今後に向けたデータが収集されました。

「湿りの海」周辺が映っています。

画像左上にある明るいクレーターはコペルニクス・クレーターです。

画像右下の枠外にコペルニクス・クレーターがあります。画像上端の中央左にアルキメデス・クレーターが映っています。

主に「雨の海」が映っています。左の方にはプラトン・クレーターが見えます。画像右上にアルキメデス・クレーターが一部切れて映っています。

海やクレーターの位置については次の記事をご覧ください。
月の「海」
月面(表側)の主なクレーターの位置と名前

Image Credit: NASA

(参照)NASA Images and Video Library(1)(2)(3)(4)