ジュノー探査機が赤外線でとらえた木星の南極域のオーロラ | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

ジュノー探査機が赤外線でとらえた木星の南極域のオーロラ

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが、木星の南極のオーロラを赤外線でとらえたものです。2016年8月27日に撮影されました。

画像はジュノーに搭載されている観測装置JIRAM(赤外線オーロラマッピング装置)を使い、3.3〜3.6μmの範囲の波長(極域で励起された水素イオンによって放射される光の波長)の赤外線でとらえられたものです。

2011年8月に打ち上げられたジュノー探査機は、2016年7月に木星の周回軌道に入りました。冒頭のオーロラの画像は、1回目の木星最接近から約4時間後に、数分間隔で撮影された3枚の画像をモザイク合成したものです。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/ASI/INAF/JIRAM

(参照)Planetary Photojournal