ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の最終テストが完了。いよいよ打ち上げへ

NASA(アメリカ航空宇宙局)は2021年8月26日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の最終テストを完了したと発表しました。現在は、打ち上げ場への輸送に向けた出荷準備が進められているとのことです。その準備は9月に完了する予定になっています。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がギアナに到着した後には、打ち上げに向けた準備が進められます。輸送中に破損していないかどうかのチェックや、スラスタ用のヒドラジンを充填する作業などが行われます。その後、アリアン5ロケットに取り付けられ、発射台へと向かうことになります。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡の後継機とされています。ただハッブル宇宙望遠鏡は地球を周回しながら観測を行うのに対し、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、地球から見て太陽と反対側、地球から約150万kmの距離にあるL2というラグランジュ点から観測を行います。打ち上げ後、1か月かけてゆっくりとL2まで移動していくことになります。また、打ち上げから半年間は試運転期間となっています。

Image Credit: NASA/Chris Gunn

(参照)NASA