これらの写真は、インド洋上空のISS(国際宇宙ステーション)から昼夜境界付近を撮影したものです。太陽光が低い位置から当たっているため、海に落ちる雲の影が非常に長く伸びています。
このような状況を地上から見ると「反薄明光線」や「天割れ」と呼ばれる現象になります。反薄明光線は光や影の筋が遠近感により放射状に見えますが、実際には上の写真のように影は真っ直ぐ伸びています。
いずれの写真も、2021年7月15日に撮影されました。
Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center