インド洋上空のISSから見た日の出 | アストロピクス

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インド洋上空のISSから見た日の出

ISS(国際宇宙ステーション)から撮影された日の出の写真です。2021年5月20日に、インド洋上空の高度424kmで撮影されました。

地表面は真っ暗で何も見えていません。地平線上にオレンジ色と青色の大気の層があり、オレンジ色の層には雲が浮かんでいます。オレンジ色は対流圏、青色は成層圏と思われます。私たちが目にする雲はほとんどが対流圏にあります。

ISSは約90分で地球を1周しているため、ISSからは日の出と日没を1日に16回ずつみることができます。日の出や日没に出会う機会は多いのですが、日が昇ったり沈んだりするスピードが速いため、写真撮影はそれほど簡単というわけではないそうです。

Image Credit: NASA

(参照)NASA Image and Video Library