ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 2906。しし座の方向、約1億4500万光年の距離にあります。
銀河の渦状腕に散在している青い部分は若い大質量星です。オレンジ色の部分には、赤色巨星になって温度が低くなった古い星と、もともとそれほど高温ではなかった低質量星が存在しています。
ハッブル宇宙望遠鏡によるNGC 2906の観測は、付近で発生した超新星爆発の消えゆく光を探るために行われました。
画像は2020年4月13日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, A Filippenko