ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたM16(わし星雲)の一部 | アストロピクス

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ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたM16(わし星雲)の一部

M16(わし星雲)の一部をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。画像に映っているのは「わし星雲」の中心から離れた領域です。

同じ星雲内で形成された、いくつかの非常に明るく若い星が映っています。これらの若い星は散開星団の一部で、紫外線を放射して周囲の星雲を輝かせています。

この星団は非常に明るく、18世紀半ばに「わし星雲」よりも早く発見されました。シャルル・メシエによって星雲が発見されたのは、星団の発見から20年以上経った1764年のことでした。なおハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「わし星雲」の画像としては「創造の柱」と呼ばれる塵の柱の画像が有名です。

2010年12月6日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA

(参照)ESA/Hubble