リング状の合体銀河Arp-Madore 417-391 ハッブル望遠鏡の「今週の1枚」 | アストロピクス

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リング状の合体銀河Arp-Madore 417-391 ハッブル望遠鏡の「今週の1枚」

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたこの画像では、右側のリングのような形をした銀河が目立ちます。この天体は「Arp-Madore 417-391」と呼ばれる、2つの銀河が合体した天体です。Arp-Madore 417-391はエリダヌス座の方向、約6億7000万光年の距離にあります。

2つの銀河は互いの重力によって形がゆがみ、1つの巨大なリング状になっています。元の2つの銀河の中心部が、銀河の左下側に2つ並んでいます。画像内にはArp-Madore 417-391の他にも、大きめに見える2つの銀河に加え、数多くの銀河が映っています。

画像はハッブル望遠鏡のACS(掃天観測用高性能カメラ)で撮影されたもので、2022年11月21日にハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」として公開されました。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, Dark Energy Survey/DOE/FNAL/DECam/CTIO/NOIRLab/NSF/AURA, J. Dalcanton

(参照)ESA/Hubble