この動画には、木星の衛星イオの南極地域が映っています。NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが2024年12月27日にイオへ接近した際に撮影しました。
動画を構成している画像は、ジュノー探査機が搭載しているJIRAM(赤外線オーロラマッピング装置)でとらえられました。JIRAMは赤外線を検出する装置です。
イオは、太陽系で最も火山活動が活発な天体です。画像に映る明るい点は、火山活動によって温度が上昇した場所を示しています。なかには、センサーが飽和するほど明るくなっている領域もあります。
(参考)
史上初! 木星の衛星イオの南極域をジュノー探査機がとらえた
赤外線で見た木星の衛星イオ
Image Credit: NASA/JPL/SwRI/ASI - JIRAM Team (A.M.)