ほぼ円形の美しいリングを持つ環状銀河

「ホーグの銀河」と呼ばれる環状銀河をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。へび座の方向、6億光年の距離にあります。天の川銀河よりもやや大きく、直径は約12万光年です。

古くて黄色い星からなる銀河の中心部のまわりに、高温の青い星の集団が、ほぼ真ん丸のリングを形作っているのが特徴的です。中心部とリングの間は、何もないすき間になっているように見えますが、暗くてよく見えない星団を含んでいるかもしれません。

よく見ると、リングの内側、黄色い中心部の右上に、ホーグの銀河に似た構造の天体が小さく映っています。これはおそらく、より遠方にある環状銀河だとみられています。

環状銀河ができる原因として考えられるのは、1つは他の銀河との衝突です。ただホーグの銀河には別の銀河が衝突した痕跡がありません。近くを通過した銀河から引き裂かれた残骸が、ホーグの銀河のリングのもとではないかとみられています。

Image Credit: NASA and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA); Acknowledgment: Ray A. Lucas (STScI/AURA)

https://hubblesite.org/contents/media/images/2002/21/1241-Image.html

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