冬の終わり、火星の小クレーターの斜面を覆う霜

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが、火星の南半球にある1kmほどの小さなクレーターをとらえた画像です。クレーターの南向きの斜面を霜が覆っているのが映し出されています。2014年6月28日に撮影されたもので、クレーターのある場所は冬の終わりの時期でした。

マーズ・リコネッサンス・オービターは、搭載された高解像度カメラHiRISEで、同じエリアを何度も繰り返し撮影します。季節変化(霜の堆積や昇華など)や時間変化(ダストデビル[塵旋風]の通過痕や塵のなだれなど)を検出するためです。

マーズ・リコネッサンス・オービターが同じクレーターを春の終わりの時期に撮影した際には、斜面の霜は昇華してなくなっていました。

HiRISEのウェブページ(アリゾナ大学)では、HiRISEで撮影した画像を毎日1枚ずつ、HiPOD(HiRISE Picture of the Day、HiRISEの今日の1枚)として紹介しています。この画像は2022年5月28日のHiPODとして紹介されました。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona

(参照)Planetary PhotojournalHiRISE

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