


これらの写真はいずれもISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたもので、アフリカ大陸北西沖にあるカナリア諸島のラパルマ島の噴煙が映っています。
ラパルマ島にあるクンブレ・ビエハ火山は、2021年9月19日に噴火しました。写真が撮影されたのは10月4日で、3枚ともほぼ同じ時刻に撮影されました。2枚目の写真の噴火口の上側に、海岸まで到達した溶岩流が暗く映っています。アストロピクスで先日紹介した衛星画像に映っていた溶岩流です。3枚目の写真を見ると、噴煙が南へ長く伸びているのが分かります。
Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center