カッシーニ探査機がとらえた土星のEリング | アストロピクス

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カッシーニ探査機がとらえた土星のEリング

この画像は土星探査機カッシーニが撮影したもので、土星のリング(環)の一部が映っています。ただ私たちがよく見る土星のリングとは、かなり印象が違うのではないでしょうか。

ふだん私たちがよく目にする土星のリングは「メインリング」と呼ばれます。土星のリングは発見された順にアルファベットが付けられていますが、メインリングと呼ばれるのはA、B、Cリングのことです(参考記事:土星のリング)。

冒頭の画像は土星のEリングを、ほぼ真横からみたものです。1966年に発見されたEリングは、メインリングとは異なり平らな円盤状ではなく、輪郭がぼんやりとしたドーナツ状をした淡いリングです。内側から外側まで30万kmほどの幅があります。

Eリングの中央には衛星エンケラドスが公転しています。エンケラドスの南極付近からは、地下にあるとみられる海から氷粒子や水蒸気が噴き出しています。Eリングを構成する材料の多くが、エンケラドスから噴き出す物質に由来しています。

画像は2009年10月23日に、カッシーニ探査機の広角カメラで撮影されました。撮影時、探査機は土星から約250万km離れたところに位置していました。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal