ボイジャー1号が見た木星の大赤斑のクローズアップ

NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー1号は、1979年3月5日に木星へ最接近しました。画像はその際に撮影されたもので、木星の南半球にある巨大な渦「大赤斑」をとらえたものです。

大赤斑は高気圧性の渦で、ボイジャーが木星を訪れた当時は地球が2〜3個入るほどの大きさでした(最近はもっと小さくなっています)。画像の色は自然色ではなく、色や陰影の微妙な変化を強調するためにコンピュータで処理されました。

ボイジャー1号は2012年に太陽圏を抜け、現在は星間空間を航行中です。

(参考記事)
ボイジャー1号の主な成果は?
ボイジャー1号、2号の現在地は? 今どこにいるのか

Image Credit: NASA/JPL

(参照)Planetary Photojournal