VLT(超大型望遠鏡)でとらえたオメガ星雲の中心付近 | アストロピクス

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VLT(超大型望遠鏡)でとらえたオメガ星雲の中心付近

この画像は「オメガ星雲」や「白鳥星雲」とも呼ばれるM17の中心部をとらえたものです。ESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLT(超大型望遠鏡)で撮影されました。若い星からの放射によって輝くガスと塵の雲が映し出されています。

オメガ星雲は、いて座の方向、約6000光年の距離にあります。星雲全体は差し渡し40光年ほどありますが、画像はそのうち差し渡し15光年ほどの領域を示しています。

画像中央には巨大な若い星の集団があり、それらの星々からの強烈な放射によって周囲の水素ガスが輝いています。星団の右下には分子ガスの巨大な雲があります。可視光で見ると、雲の中の塵粒子が私たちの視界をさえぎりますが、赤外線で観測すると、雲の背後の水素ガスの輝きを見ることができます。

画像は近赤外線で撮影されました。1.25µmを青、1.6µmを緑、2.2µmを赤に割り当てて合成したものです。2010年にESOから公開されました。

Image Credit: ESO/R. Chini

(参照)ESO