やがて一つの銀河に。相互作用銀河ESO 593-8 | アストロピクス

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やがて一つの銀河に。相互作用銀河ESO 593-8

画像に映っているのは、相互作用している2つの銀河のペアESO 593-8です。いて座の方向、6億5000万光年の距離にあります。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像です。

2つの銀河は互いに重力で相手の銀河に影響を与えあっており、形がゆがんでいます。縦になっている銀河の方は、まるで鳥の羽根のような形になっており、もう一方の銀河に羽根が突き刺さっているようにもみえます。両方の銀河に、暗い塵や青く光る星団が存在しています。2つの銀河は、いずれ合体して1つの銀河になるだろうとみられています。

2008年4月24日、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ(1990年4月)18周年を記念して、衝突・合体している銀河の59枚の画像コレクションがリリースされました。上の画像は、そのうちの1枚です。

Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and A. Evans (University of Virginia, Charlottesville/NRAO/Stony Brook University)

https://hubblesite.org/contents/media/images/2008/16/2317-Image.html