火星の黄昏時の空に地球と金星が見えています。
2020年6月5日、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティは、日没75分後の空にカメラ(マストカム)を向け撮影を行いました。上の画像は、地球が映った画像と金星が映った画像をパノラマ合成したものです。
この画像は、火星の黄昏時の空の明るさを測定する一環として撮影されたものです。火星のこの時期には、大気中の塵が多く、太陽光を反射して特に明るくなります。金星の画像が撮影されたときには、そこそこの明るさの星も見えなかったそうです。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech