キュリオシティがとらえた火星のダストデビル | アストロピクス

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キュリオシティがとらえた火星のダストデビル

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティがとらえた「ダストデビル(塵旋風)」。ダストデビルは、火星表面でしばしば見られる現象です。このダストデビルの映像は2020年8月9日に撮影されました。4分15秒間ほどのようすを示しています。

映像に映るダストデビルは、キュリオシティが現在いる場所のすぐ上の小さな丘を通過しているようにみえます。キュリオシティからは0.5〜1kmほどの距離にあり、直径5mほどとみられています。ダストデビルは画面上部のフレーム外まで伸びており正確な高さは分かりませんが、少なくとも50mはあると推定されています。

こちらは冒頭のGIF動画の1コマを切り出したものです。中央上にダストデビルが映っています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SSI

(参照)NASA’s Mars Exploration Program