探査車キュリオシティが「エディンバラ」付近で撮影した火星風景 | アストロピクス

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探査車キュリオシティが「エディンバラ」付近で撮影した火星風景

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティが、「エディンバラ(Edinburgh)」と呼ばれるドリル穴周辺をとらえた画像です。2020年3月22日と23日(着陸後2711火星日と2712火星日)に撮影した画像をモザイク合成したもので、2022年1月25日にNASAから公開されました。

この画像は、キュリオシティが「Greenheugh Pediment」と呼ばれる岩の層の上に停車しているときに撮影されました。画面下の方に、キュリオシティがドリルで開けたその穴が映っています。岩の層の向こうには砂紋が見えており、画面いちばん奥にはシャープ山が映っています。シャープ山は、キュリオシティが2014年以来登り続けている高さ5kmの山です。

アストロピクスでは以前、2020年2月にGreenheugh Pedimentの近くで撮影されたキュリオシティの自撮り画像を紹介したことがあります。興味のある方はあわせてご覧ください。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS

(参照)Planetary Photojournal