重力レンズで歪められた100億光年先の銀河

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したこの画像の中央には、重力レンズ効果によって生じた円弧が映っています。

光は重力によって曲がります。手前にある天体の重力によって、遠方の天体の像が歪んだり、拡大したりする現象が「重力レンズ」です。この画像のケースでは、手前にある銀河団MACSJ0138.0-2155の重力によって、奥にある巨大銀河MRG-M0138の像が歪み円弧のように見えています。MRG-M0138は、新しい星を形成するのに必要なガスを使い果たした、100億光年先にある銀河です。

画像は2021年7月19日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, A. Newman, M. Akhshik, K. Whitaker

(参照)ESA/Hubble