ボイジャー1号がとらえた木星の衛星カリスト | アストロピクス

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ボイジャー1号がとらえた木星の衛星カリスト

NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー1号がとらえた、木星の衛星カリストの画像です。木星への最接近の翌日、1979年3月6日に撮影されました。

左上に「ヴァルハラ」と名付けられた多重リングクレーターが映っています。クレーターの中央の明るい部分は直径600kmほどです。同心円状の構造が、中心から1500kmほどまで広がっています。

カリストは、イオ、エウロパ、ガニメデとともに木星の四大衛星(「ガリレオ衛星」とも呼ばれます)の1つです。ガリレオ衛星の中では最も外側を公転しており、16.689日で木星を1周しています。半径は2410.3km。

参考記事:ガリレオ探査機がとらえた木星の衛星カリスト

Image Credit: NASA/JPL

(参照)Planetary Photojournal