ジュノー探査機がとらえた木星と衛星イオ | アストロピクス

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ジュノー探査機がとらえた木星と衛星イオ

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが、木星と衛星イオを1フレーム内に同時に収めたものです。2023年7月31日、ジュノー探査機の53回目の木星最接近(PJ53)の際に撮影されました。

イオは、太陽系内にある天体の中で火山活動が最も活発な天体です。表面には数百もの火山が存在しています。ジュノー探査機は2023年12月末と2024年2月初旬に、イオの表面から約1500kmまで接近して観測を行う予定になっています。

画像はジュノー探査機に搭載されているカメラ「ジュノーカム」のデータをもとに、市民科学者のAlain Mirón Velázquez氏が作成しました。画像撮影時、ジューノー探査機はイオから約5万1770km、木星の雲頂から約39万5000kmの距離のところを飛行していました。

Image Credit:
Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS
Image processing by Alain Mirón Velázquez © CC BY

(参照)NASAMission Juno