ひとすじのガスでつながれた相互作用銀河Arp 104 | アストロピクス

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ひとすじのガスでつながれた相互作用銀河Arp 104

2つの渦巻銀河からなる相互作用銀河Arp 104を、アメリカ、キットピーク国立天文台の口径4mメイヨール望遠鏡に取り付けられたモザイクカメラでとらえた画像です。2020年6月に公開されました。

NGC 5216(下)とNGC 5218(上)の2つの銀河は、ひとすじの細いガスでつながっており、そのガスの中では新しい星が誕生しつつあります。

このガスの筋は、かつてNGC 5216とNGC 5218がすれ違った際に、互いの重力でガスが引き出されてできたものです。長さは約15万光年に及びます。新しく形成された高温の巨大星により、ガスの筋は青く染められています。

Image Credit: T.A. Rector (University of Alaska Anchorage) and H. Schweiker (WIYN and NOIRLab/NSF/AURA)

(参照)NOIRLab