形や向きなどさまざまな銀河の群れをハッブルがとらえた | アストロピクス

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形や向きなどさまざまな銀河の群れをハッブルがとらえた

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、とけい座の銀河団ACO S 295の画像です。奥にある銀河や手前にある星とともに、銀河団ACO S 295が映し出されています。

この画像には、渦巻銀河から楕円銀河まで、さまざまな形の銀河が映っています。向きもさまざまで、中央付近に大きく映る渦巻銀河のように円盤を円盤を正面に向けているものもあれば、円盤をほぼ真横にむけているものもあります。銀河団の重力レンズ効果のため、画像右上に見られるように、より遠方にある銀河の像が歪んでしまっているものもあります。

画像は2021年5月17日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, F. Pacaud, D. Coe

(参照)ESA/Hubble