NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機オシリス・レックスがとらえた小惑星ベンヌ。2020年4月28日、10kmの距離から撮影されました。
画像の左側から太陽光が当たり、ベンヌの右半分が影になっています。昼夜境界付近では、太陽光が低い角度で当たっているため、表面の岩の影が右へ長く伸びています。
ベンヌで最も暗い岩塊であるガーゴイル岩塊が、ベンヌの左の縁のあたり、赤道上に見えています。また南半球では、ベンヌ最大の岩塊であるベンベン岩塊が長い影を表面に落としています。画像中央に見られるクレーターは直径78mあります。
Image Credit: NASA/Goddard/University of Arizona