ハッブル宇宙望遠鏡がさまざまな波長で見た土星

この画像には、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた土星が映っています。いずれも2024年8月22日に撮影されたものです。

6枚の画像はそれぞれ、青、緑、赤を割り当てているフィルタの組み合わせが異なっています。フィルタの組み合わせにより、雲の高度や組成のわずかな違いが強められます。

ハッブル宇宙望遠鏡は2014年以来、「OPAL(Outer Planet Atmospheres Legacy)」という観測プログラムで木星、土星、天王星、海王星の4つの外惑星を定期的に観測してきました。上の画像は、そのOPALで2024年に撮影されたものです。

Image Credit: NASA, ESA, A. Simon (NASA/GSFC), M. Wong (UC Berkeley), J. DePasquale (STScI)

(参考記事)ハッブル宇宙望遠鏡の外惑星観測プログラムが10周年

(参照)HubblesiteESA/Hubble