2019年10月30日、チャンドラX線望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡の画像を合成した天体画像が6点、公開されました。それらの画像は、ジュディ・シュミット氏によって作成されたもので、いずれもかじき座の方向、約16万光年の距離にある大マゼラン銀河にある天体です。
上の画像はそのうちの1つで、超新星残骸SNR J0534.2-7033(DEM L238)をとらえたものです。チャンドラの画像は数百万度の高温ガスを示しています。ハッブルの画像は、残骸の外縁部近くにある冷たいガスを示しています。
こちらはチャンドラX線望遠鏡の画像です。
こちらはハッブル宇宙望遠鏡の画像です。冒頭の画像はこれらを合成したものです。
Image Credit: Enhanced Image by Judy Schmidt (CC BY-NC-SA) based on images provided courtesy of NASA/CXC/SAO & NASA/STScI.