2023年2月12日0時48分(日本時間)、X1.1の太陽フレアが発生しました。この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOが30.4nmの極端紫外線でとらえた太陽フレアです(画像内の時刻表示はUT[世界時]になっています)。画像中央でフレアが激しく光っています。
太陽フレアはX線の強度によってA、B、C、M、Xの5段階に分けられています。Xが最も規模の大きなフレアで、その後の数字が大きいほど規模が大きいことを示しています。
こちらの映像は、2月12日の太陽フレアを30.4nm、21.1nm、19.3nm、17.1nmの波長で撮影したものです。波長によって見える温度領域が異なります。なお大きさの比較のため、太陽画像の右上に同縮尺の地球の画像が置かれています。
Image Credit: SDO/NASA/Helioviewer.org