2021年10月29日に発生したX1.0クラスの太陽フレア

2021年10月29日午前0時35分(日本時間)、太陽で比較的大規模な太陽フレア(太陽表面で起きる爆発現象)が発生しました。画像はその太陽フレアを、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOがとらえたもので、中央下側にフレアが映っています。17.1nmの波長と30.4nmの波長でとらえた画像を合成した擬似カラー画像です。

今回の太陽フレアは、X1.0クラスに分類されています。太陽フレアはX線の強度によってA、B、C、M、Xの5段階に分けられており、Xが最も規模の大きなフレアです。またXの後につけられた数字が大きいほど、規模が大きいことを示します。

情報通信研究機構宇宙天気予報センターによると、このフレアにともなって、高温のコロナガスが地球方向へ噴出したこと、また高エネルギーのプロトン粒子の増加が確認されたとのことです。コロナガスは30日午後から31日にかけて到来・通過することが予測されています。人工衛星の障害やGPSの誤差の増大などが生じる恐れがあり、注意が必要とのことです。

Image Credit: NASA/GSFC/SDO

(参照)Goddard Media Studios宇宙天気予報センター