ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた矮小銀河UGC 685。うお座の方向、約1500万光年の距離にあります。2019年9月2日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。UGC 685の周囲には、より遠方にある銀河もたくさん映し出されています。
矮小銀河は小さく、天の川銀河などと比べると非常に少ない星しか含まれていません。形もはっきりしないものが多く、UGC 685も例外ではありません。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡を用いて地球に比較的近い50の銀河をサーベイ観測するLEGUS(Legacy ExtraGalactic UV Survey)プログラムの一環で得られたものです。LEGUSでは、1200万パーセク(1パーセクは約3.26光年)より近くにある渦巻銀河や矮小銀河が撮影されました。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA; the LEGUS team, B. Tully, D. Calzetti
Acknowledgement(s): Judy Schmidt (Geckzilla)