写真には、高度約430kmの宇宙に浮かぶISS(国際宇宙ステーション)の日本実験棟「きぼう」が映っています。2022年3月23日に撮影された写真です。
「きぼう」は、「船内実験室」「船内保管室」「船外実験プラットフォーム」という3つのモジュールとロボットアームから構成されています。画像右側に実験を行うための船内実験室が見えており、その上に船内保管室があります。画像下に映っているのが船外実験プラットフォームです。
船内実験室は生命科学や材料など、さまざまな宇宙実験を行う実験室です。船内保管室は実験装置や実験に使う試料、消耗品などを保管する場所。船外実験プラットフォームでは高真空の宇宙空間に曝露しながらさまざまな実験や観測を行うことが可能になっています。船外実験プラットフォームでの装置の交換などはロボットアームを使って行われます。
Image Credit: NASA