2021年12月11日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、アリアン5ロケットに設置されました。これらの写真は最終組立棟で撮影されたもので、ウェッブ望遠鏡は約40mの高さまでゆっくりと持ち上げられてアリアン5ロケットの上部へ慎重に運ばれ、位置合わせが行われた後、技術者によりロケットに固定されました。次のステップでは、ウェッブ望遠鏡がロケットのフェアリングに格納されることになります。
なお11日の時点では、打ち上げは12月22日に予定されていましたが、望遠鏡とロケットシステムとの間の通信の問題を作業中とのことで、打ち上げは12月24日以降に延期されることが14日に発表されました。新しい打ち上げ日の情報は、12月17日以降に公表されるとのことです。
Image Credit: ESA-Manuel Pedoussaut