キットピークの夜空を流れ下る天の川

アメリカ、アリゾナ州にあるキットピーク国立天文台(KPNO)で撮影された写真です。望遠鏡のドームの頭上の空に天の川のアーチが流れ下るように映っています。地平線に近いところでは、オレンジや緑の大気光がうっすらと光っています。

写真中央右側では天の川を囲むように、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブからなる「夏の大三角」が見えています。手前のドームの左上にある明るい星は、みなみのうお座のフォーマルハウトです。写真上の方にはアンドロメダ銀河やプレアデス星団も映っています。

写真を掲載しているNSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(National Optical-Infrared Astronomy Research Laboratory)のウェブページによれば、キットピーク国立天文台が建設された1950年代後半、アメリカの多くの天文台は街明かりや曇り空に悩まされていたとのことです。アリゾナ州南部にあるキットピークの山頂は、この二つの問題を解決することができ、150以上あった全米の候補地から選ばれました。

この画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(National Optical-Infrared Astronomy Research Laboratory)から2021年8月11日にリリースされた「Images of the Week」です。

Image Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/B. Tafreshi

(参照)NOIRLab